オロナインで脇の黒ずみが治るというのは嘘!?本当の効果を調査

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「オロナインでパックしたら毛穴汚れがごっそり取れる」という話。聞いたことがあるという方もいるでしょう。
とくに、「鼻にオロナインを塗ってパックすると角栓が取れ、黒ずみが解消される」ことは多くの方がその効果をブログ等で紹介しておりご存知の方も多いのではないでしょうか。

では、鼻の黒ずみと同様にオロナインで「脇の黒ずみ」は解消されるのでしょうか?
今回は、多くの方が悩んでいる脇の黒ずみに「オロナインは有効なの?」という疑問の意見にお答えします。

オロナインとは?

赤茶の蓋に黄色のラベルのオロナイン。正式名称は「オロナインH軟膏」。
大塚製薬が1953年から製造販売しているオロナインは皮膚用抗菌軟膏剤として、昔から広く親しまれているロングセラー商品です。主に、吹出物、ニキビ、軽いやけど、しもやけ、ひび、あかぎれ、外傷、水虫、たむし等に効果があり第2医療薬品に指定されています。

脇の黒ずみの原因2つ

一言で「脇の黒ずみ」といっても黒ずみの原因は一つではありません。
主な黒ずみの原因として「皮脂や古い角質などによる毛穴汚れ」と「色素沈着」の2つがあります。

①毛穴の汚れ

脇は、他の部位に比べ汗や皮脂の分泌が多く、また毛穴が大きいことから毛穴に汚れが詰まりやすい場所です。その皮脂汚れが酸化し黒くなることが黒ずみの原因です。

②色素沈着

色素沈着の原因といえば悩みどころの「紫外線」。紫外線がシミのもとであることはよく知られていることです。
であれば、日差しを受けにくい脇の下がどうして色素沈着してしまうのでしょう。その原因は「刺激」です。
脇は、洋服による擦れや日常の動作による摩擦など多くの外部刺激がかかる部位です。
また、最大の刺激はカミソリ処理や毛抜き処理によるムダ毛の自己処理。カミソリや毛抜きによるムダ毛の処理は肌に大きな負担を与えます。個人差もありますが刺激を受けた皮膚は肌を守ろうと「メラニン色素」を発生させ、色素沈着を起こします。この色素沈着が黒ずみの原因です。

気になるオロナインの成分は?

オロナインに含まれる主要成分は殺菌・抗菌作用が高い「クロルヘキシジングルコン酸塩」。
添加物として、保湿効果のある「グリセリンやワセリン、オリブ油」と「自己乳化型ステアリン酸グリセリル」と「ラウロマクロゴール」が含まれています。

なお、「自己乳化型ステアリン酸グリセリル」は多くの化粧品に含まれている天然由来の合成界面活性剤で、水と油をなじませる乳化作用や浸透作用があります。
また、「ラウロマクロゴール」には強い洗浄作用があるとされています。

オロナインが脇の黒ずみを改善してくれるの?

脇の黒ずみの原因が「毛穴の汚れ」であれば、オロナインによる改善が期待できます。
オロナインに含まれる「自己乳化型ステアリン酸グリセリル」や「ラウロマクロゴール」が、詰まった毛穴の皮脂汚れを取り除いてくれます。

一方、オロナインには色素沈着を改善する成分が含まれておらず、色素沈着が原因の黒ずみには有効ではありません。

新たな色素沈着を防ぐためには?

色素沈着の最大の原因はカミソリなどによるムダ毛の自己処理です。
オロナインはカミソリ負けはもちろん、刺激をうけ炎症した肌、刺激からくる乾燥を鎮静化する成分が含まれています。

また、処理時には目に見えない小さな傷がつくこともしばしばあります。
ムダ毛の処理後にオロナインを塗り、肌を正常な状態に戻すことで、新たな色素沈着を防ぐことができるというわけです。

オロナインパックの方法

1.脇の下を石鹸等で洗い清潔にします
2.水分を拭き取り、オロナインを厚く延ばします
3.ラップ(効果を一層実感したい方は脇用パックシート)を張ります
4.10分程度保温します(脇が濡れないように半身浴などすると効果的です)
5.洗い流します
6.保湿成分が多く含まれた保湿剤で保湿します

注意すべきこと

オロナインで毛穴の汚れが解消されたというのは、多くのユーザーの口コミによるものであり、販売元の大塚製薬が推奨しているものではありません。
オロナインはあくまで医薬品です。もちろん、肌に有害な成分は含まれてはいませんが、敏感肌の方など自身のお肌の状況を見極めてご使用されることをおすすめします。

さいごに

いくらムダ毛の処理を完璧にしていても、脇の下が黒ずんでいると恥ずかしさを感じます。
薄着や水着の季節は過ぎ去ろうとしていますが、これから冬に向け温泉旅行やちょっと大胆なノースリーブのパーティードレスなど、脇がチラッと見えてしまう機会は多々あります。夏のノースリーブファッションなんかも勇気がいりますよね。
オロナインによる脇の黒ずみの改善は限定的なものではありますが、毛穴をすっきりさせるだけでも気になる黒ずみは多少なりとも解消されるはずです。市販のオロナインであれば、エステなどよりはお金の心配をしなくても購入することが出来ますし。

また、脇のムダ毛を自己処理している方は、処理後のアフターケアを万全にすることが黒ずみ防止に繋がります。
顔や手足と違って、脇の下は普段人目に晒される部位ではないため、ケアを怠っている人も多いのではないでしょうか?
日々の地道なケアの積み重ねが「美脇」への第一歩です。